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【レビュー】2017年冬期にみてたアニメ4作【おもしろかった】

first written 2017/4/9

■前書き

 今期視聴していたアニメの最終回を全部見終わった。

 いやあ、素晴らしかった。基本的に私は好きなものは過剰なくらい誉める傾向があるのだけれども、それ抜きにしても素晴らしかったんじゃないかと思う。

 そして、こう、何かあふれ出る意欲がわいてきたので気まぐれにレビューしようと思う。

 

※多分、ちらっとネタバレすると思うので注意。

 

(ただ、なんとなく各タイトルを避けてレビューしたいと思ったので、タイトルを伏せてのレビューとする)*1

 

■目次

 

■1作品目

 これを書いているとき一番直近に見たアニメ。

【アニメとしての評価】

 雰囲気、音楽、アニメのヌルヌルさ、声優さんの演技など、全話を通して高水準で高品質な印象。 漫画版が原作らしいので、とりあえず1巻だけ購入*2して読んでみたが雰囲気などの再現率も中々高い印象を受ける。流石、あのアニメーション会社の作品だけある。

(一体どれだけのお金がかかっているのやらと考えるあたり、私も大人になってしまったらしい)

 

【ストーリ的な評価】

 そして、個人的に魅力だと感じているのは「色々な”あたりまえさ”について改めて見つめ直している」ところ。

 

 この作品の概要を私なりに説明すると、「まあまあ現代日本っぽい設定で、その中に人外な力を持った生物が紛れ込んできて、人間生活を営んでいく」という感じのもの。

 そしてこの作品は”人外生物が人間生活を営む点”について結構練って考えられているなあという印象を覚えた。あんまり作者さんのことに詳しくはないけど、実世界をよく観察して、その中でその設定を持ったキャラが起こしうることっていうのを常に考えている人なんじゃないかと思ってる。

 

 つまり、キャラ一人一人が非常に魅力的で、ある程度ご都合主義ながらも、その世界観というものがぶれずに進んでいる、という印象で、そして私はそういう作品がすごい好きだ。最高!

 

【その他、細かい個人的な高評価点】

・OP

 冷静に見直すとけっこう狂気の沙汰に満ちた映像。

 しかし、作品全体の雰囲気という観点から見ると、とても的確なOPであるように感じる。この狂気さが好きなら多分作品の世界観含めて好きになれると思う。

 

・ED

 「ああ、殲滅したーい!」→狂おしいほど好き

 上記もそうだが、歌詞が色々発想をくれた。人間社会を人外視点からみた気持ちというのを如実に表せているのではないか、と思う。

 絵とか雰囲気については大体OPと同様の感想。

 

・色彩が綺麗。特に各キャラの瞳の色がとても好き。
・キャラ”呪いの専門家”さん

 個人的にローテンション演技の小野さん(声優さん)の声が好きだし、語られることのない行間が好きなので、とてもドツボなキャラクターだった。特に演劇のところのノリノリさは必見。OPで彼の顔が咲くシーンもシュールでいいよね。

 てか、レトルトカレーで生きれるのか、彼…

 

・キャラ"甘い物好きなちょろい"さん

 髪の色と瞳の青色がとても好き。特に瞳に関しては「まるで宝石のよう」という言葉が似合う。常識人的ポジションに付きたいのだろうに、甘い物に一瞬でつられるとか、そんなところが好き。

 掘り下げがあんまりなされていないように見えたので、きっとこの後の物語で彼女の話がでるんだろうなあ、と思ってる。2期ェ…

 

・キャラ"酒にやられた蛇神"さん

 瞳がかっこいい。いつも細められている瞼が開眼したときの果てしない強キャラ感じが好き。

 

・キャラ”才川”

 さい(こうに)かわ(いい)さん。

 最初の高飛車な感じから始まり、あるキャラの親友的ポジションに落ち着くあたり、私の中で最高に高まる設定である。あとキャラデザが個人的にすごく好み。

 終始顔芸要員にされてしまったのが少し残念である。

 

・キャラ”こばやし”さん

 私の中の「こんな飲み友達ほしい!選手権」1位。口を開けば名言を発する。何だこのイケメンは…。

 

・キャラ”終焉帝”

 最終話に登場して、一瞬で私の心を奪っていたキャラ。

 特にここのあたりとかね。(誤字ってるのは気にしない)

 

【タグっぽい物をつけるなら】

癒し なごみ 日常 魔法 作画がよい 北欧神話? 安心して見れる

 

■2作品目

 今期、多分最も多くの人の心を射止めたアニメ。そしておそらくは、のちの伝説。

 

【アニメとしての評価】

 キャラが3Dのモデリング、背景が2Dと言った感じで、キャラと背景が別々に存在している感じのアニメ。こんな感じのアニメとかゲームとかは、なんか基本的に2Dと3Dで違和感が出る作品が多いと思っているのだが、この作品では特にそれを感じなかった。*3むしろ、「動物の特徴を表す動きを積極的に取り入れる」という方向性がうまい具合に働くいいモデリングとなっていたんじゃないかなー、と思っている。

 

【ストーリ的な評価】

 流石、長い間構想が練られていただけあって、各話それぞれで見どころがあるし、全体としてもブレてておらず、キャラも魅力的であった。そして25分内での構成「アニメ前半→謎インタビュー→アニメ後半→追跡者たちの話→次回予告(寸劇)」というのが非常にいい。

 

 各話について。それぞれで完結しているし、さらに「人間からすれば当たり前の行為」の見つめ直しを行っていて、非常におもしろかった(interesting的な意味でも)。

 ちなみに見つめ直しの方向性は1作品目と少し違っていて、あちらは「人間社会での人間の行動」、こちらは他の動物の特性と比べた時の「人間という動物そのもの」に関してであると勝手に思っている。

 例)「道具を作る」「持久力」「火を扱う」など

 

 また、オリジナルアニメである事や、いい具合に少し不思議(Sukoshi Fushigi)要素がちりばめられている事もあって、自分の中で予測したり、誰かの考えを見て「そういう観点もあるのか」という事をしたりするのが楽しかった。

 さんざん言われていると思うが、これだけ話題になったのは少なくともこの「Sukoshi Fushigi要素」や「25分内での話の構成」そして「心に響くようなセリフと声優演技」があったのは間違いないと思う。

 

【その他、細かい個人的な高評価点】

・OP

 らららーらららーおーうぇるかむとぅざじゃぱりぱー(じゃぱりぱー↗)

 「これぞアニメOP!」と思うような明るさとテンポの良さ、語感の良さを持っていて、かつ、噛めば噛むほど味が出てくる曲である。個人的に、思わず口ずさみたくなる所というのは大事であると思っているので先述しているハミング要素は重要であると思っている。

 また、歌詞がもうすこぶるいい。

 「十人十色なのかー。愛はここにあったのかー」ってなる。

 この曲をつくったおにいさん本人が公開している仮歌や、弾き語りも素敵なのでぜひ聴いてみてほしい。

 

・ED

 OPや本編の明るい調子とは一転、どこか郷愁を誘う曲になっている。本楽曲はこのアニメの為に作られたわけではないらしいが、タイトルと言い歌詞といい妙にマッチしていてよい。特に映像と歌詞はこの作品の「Sukoshi Fushigi感」をさらに引き立てているとも思う。

 

・キャラ"ジャンプ力ぅ猫"

 まさに女神さま。

 この世界の社会の掟として「自分の力で生きる事」があるのだが、彼女はそれを知らない主人公に”その力を身に着けさせようと”行動してくれる。あれこそ”教育”の理想的な形ではないかと思う。

 特に、1話後半でこけた主人公を黙って見守るときのシーンは秀逸。

 狂おしいほど好き。

 

・キャラ"ぼうし"ちゃん

 個人的に1話での内田彩さんのかすれ声がたまらなく好き。

 キャラについて。このキャラ自体、もう魅力の塊みたいなものだが、特に上げるとするのなら11話の勇姿はすごい。思わず感涙した。冷静に分析すると古典的手法であると思うのだが、だからこそ”古典的になるものは実に効果的である”と改めて実感した。

 

・キャラ"Boss"

 あのポンコツ感、たまらない。かと思ったら決める所では決めるのでやたらかっこいい。鼻声や棒読みの演技も素敵。

 

・キャラ”熱しやすく冷めやすい猫”

 飽きっぽい猫ちゃん。私がシュールなのに弱いから、キャラ付けの中で特に好きかも。中の人はEDの人というのも驚いた。

 

・キャラ"A・スリ"

 声優さんのォ↘演技よォ↗

 一発で笑って、そしていつの間にか好きになっている魔法の演技。たまらない。

 喫茶店の店主という要素も好き。

 

・キャラ"川に巣をつくる獣"

 多分、伏し目がちな表情とか声が好きなんだと思う。私の中のよくわからない何かが好きと言っている。

 個人的に地面を撫でているシーンがツボ。かわいい。

 

・キャラ"存在しないはずの蛇"

 数少ないツッコミ要員。ポケットハンドしているところとか、「なぜ彼女はそんざいしているのか」 とか、そんなところが好き。

 

・キャラ"一つ目の、のけもの達"

 この世界の唯一の明確な敵の存在である。そして、なぜ敵なのかわかっていない存在でもある。未知というものは面白いもので、例えば、本編ラスト付近で登場した黒い個体が「なぜ光の差す方向へ歩いたのか」とか考えだすと不思議と愛着がわいてくる。そして、専用BGMがかっこいい。

 一つ目なのもいい。なんか弓矢で射たくなる。

 

・唐突さ

 「アニメ中盤に挿入される動物についてのインタビュー枠」、「次回予告という名の楽屋裏のような謎の寸劇」、「バスにひかれて笑っているシーン」など、初見で「は?!」と思うような唐突さがある。この異様な感じ、にじみ出る狂気感が好き。

 

・敵っぽいヤツと遭遇した時のBGM
・公式「原作は動物」

 インタビューより→ http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395

・うっちー(内田彩)づくし
・ゲスト声優がすごく豪華
・12.1話

 伝説的一手。クリエイターの神髄を見た気分。

 

【タグっぽい物をつけるなら】

動物 癒し 王道 Sukoshi_Fushigi ”自身の考察”推奨 事前検索をおすすめしない  ありがとう

 

■3作品目

 私的に待望のアニメ化作品。

【アニメとしての評価】

 1作品目と同様、雰囲気、音楽、アニメのヌルヌルさ、声優さんの演技など、全話を通して高水準で高品質な印象。原作は漫画であり、このアニメを見る前に単行本を4巻まで購入していたので、どうなるかとちょっとドキドキしていたのだが、原作にはえがかれていない場面の補間というのに関して、原作の雰囲気を壊さずに出来ている印象ですごいいいアニメ化なんじゃないかと思ってる。

 どの位違和感がないかというと、このアニメの放送中に原作を読み返したのだが、そのあとに放送される内容に既視感を覚えるほどには原作を再現できていたと感じている位。(あれ、これ前も見たっけ、ってなったけどamazonPrimeビデオの履歴を見ると見てなかった事に気づいた)

 

 特に素晴らしいのが11話後半、スピーチからの夕暮れの海辺のシーン。あそこの構成とか背景とか、構図とか色使いとか、とにかく非常に心にこみ上げてくるものがあった。多分、私も涙出していたように思える。

 (なんか11話でよく感動してるなあ、自分)

 

 前にもつぶやいたが、「原作」に”声”や”音楽”という「+α」要素が加わるのがアニメであると思っており、そして、この作品に関してはその「+α」の追加要素の分だけ原作を越えたんじゃないかと感じた。つまり、素晴らしいアニメ化だと思っているという事。

 

【ストーリ的な評価】

 原作の話と大体同じ。

 ジャンルとしては、現代日本をベースに、少し独自のファンタジー要素(亜人)を加えた「ローファンタジー青春学園もの」。

 三人称的な感じで、主人公は明確に存在しないが、あえて挙げるのならこの追加分のファンタジー要素「亜人(デミ)達」であり、それぞれその「亜人ではない人間」との間のずれである「亜人の性質」や「人間の当たり前とは何か」について向き合う事になる。(…私、「当たり前」に真摯に向き合う作品が好きなのかな?)

 こうかくと「重めの話かな」と思われるかもしれないが、そんなことはなく基本的にコメディーよりの作品。特に亜人を絡めたちょっとふざけた言葉遊びがおもしろい。

 …少しこっぱずかしいけど。 

 

【その他、細かい個人的な高評価点】

・ファンタジー要素に対する、真面目な考察

 分かる人に言えば、空想科学読本を読んでいる気分。つまり、現実にないものが現実にあると仮定して全力で考えている作品。すごい興味深いし、面白い。

 

・キャラ"先生"

 「真摯」という言葉が似合うキャラ。なにこのイケメン…(2人目)

 彼の趣味である「亜人研究」への質問「なぜそれをしているか?」について、彼の回答である「たのしい!」は名言であり、至言であると思う。

 諏訪部さんボイスもかっこいい。あの低音、耳が幸せになる。

 

・キャラ"吸血鬼"ちゃん

 基本的におバカキャラなんだけど、大体の物語のキーパーソンとなっているあたり、なんか侮れない感がでていて好き。

 シャーペン二本差しは策士。

 

・キャラ"デュラハン"ちゃん

 いわゆる謙遜的な秀才キャラで、特にその利点を大いに活かした11話の「演説」が非常に素晴らしい。あれは名演の1つ。普通に感動した。

 あと有言実行なとこも好き。

 

・キャラ”雪女”ちゃん

 9話での「くそぅ、よくもふたりをー。かなしいよぉー(棒読み)」は迷演。既刊にはなかった部分なので、その衝撃にめちゃくちゃ笑った記憶がある。

 キャラ的に控えめな女の子的立ち位置であるはずなのに…。彼女はおもしろい。

 

・キャラ"サキュバス”先生

 心の中のツッコミが見事。あれほど素晴らしいセルフツッコミはそうそう見ない気がする。そして、原作絵では「私の趣味じゃないのかなあ」とか思っていたのだが、アニメ9話と12話の作画を見て印象が大きく変わった。eroi!

 眼鏡外して可愛くなる系キャラで唯一本当にその現象を味わったかもしれない。

 多分、それはエフェクトとか色とか動作とか色々要因があるのだろうけど言いたいことはただ1つ。Good job!

 

・先生と刑事の会話シーンがかっこよすぎる。吹き替え映画かなと思うレベル。

 

【タグっぽい物をつけるなら】

青春 こっぱずかしい なごみ ローファンタジー ファンタジー要素への真面目な考察 風景が綺麗

 

■4作品目

 最後は幼女。基本だね。

 

【アニメとしての評価】

 こちらも前述した作品と同様、雰囲気、音楽、アニメのヌルヌルさ、声優さんの演技など、全話を通して高水準で高品質な印象であった。

 

 のだが…

 さらに求めるのであれば、このアニメは書籍版を読み込んでから見てみると面白いと思う。

 というのも、正直この作品のおもしろさは書籍を読んで、そして、そこで述べられている歴史上の事実についてある程度知識を持ったうえで初めて理解できると思う。

 なぜそう思うのかというと、原作に当たる部分の作品の情報量がとても多いのだ。

 「アニメ化で色々省略しているのに、書籍版の3巻の序盤までしか進まなかった」といえばその膨大さが分かるかもしれない。

 

 閑話休題

 でさらに、私が電子書籍版を読んで気づいた魅力というのは2つあって、そのうち1つが「歴史上の出来事、あるいは存在していた人物への茶化への面白さ」であるのだが、この部分がアニメに描画されていないのだ。(私が思うに、おそらくは世間的事情で)

 

 とまあ、少し厳しめの事を言ったが、もう一つの魅力である「考えている事と真逆の方向へ全力疾走していく面白さ」というのを味わう事が出来たし、何より文章ではわからなかった臨場感というものが味わえたので、私みたいに途中で書籍版に入った人はかなり楽しめたんじゃないかなーと思う。

 

 でアニメ化での最大の功績の1つとして賛辞を送りたいのは公式サイトで1週間だけ公開されていた「ミニアニメ」

 本作の本編は、戦争ものと言うだけあって、かなりヘビーな内容やシリアスな展開が続いたりするのだが、基本的にそういった戦争ものに付随する要素として「戦友とのコミカルな会話」がある(と私は思っている)

 この要素は本編でもあるといえばあるのだが、まあ少ない。

 そしてその要素だけを取り出したのが「ミニアニメ」である。さらにここではアニメ本編ではあまり描かれない主人公の(コミカル方面での)心理描写なんかも伺えたりするので、本編を見た後にあわせてみることを推奨する。

 

【ストーリ的な評価】

 まず初めに。色々な媒体で展開されているのだが、各媒体によって設定が微妙に違う。ここでは主にアニメ版の話をする。

 

 (私も本作を知ってから勉強したことがほとんどなのだが)

 おそらくWW1直前位の時代や国をベースに、魔法というスパイスと、なんか超常的な人たちとかのファンタジー要素を加えた戦記もの。なので多分、ローファンタジーのくくりであるはず。

 で、さらにそこへ、Web小説で一時期流行した要素「TS*4転生」と「知識チート(WW2など)」を加えた作品である。珍しいのは、TSや転生ものの王道である要素が本作ではあえて無視されている点。しかし、妙にしっくりきている。本来なら10歳くらいの幼子が敬礼されている図はコメディ的要素として捉えると色々と笑えるはずなのだが…。

 

 それで、前述した要素から展開されるアニメ版のストーリーは、先に述べたように、主人公が望む方向へと行かないなど「笑いのおもしろさ」と、歴史的背景の要素を見ることができる「興味がわくおもしろさ」の2つがある。

 書籍版になると、さらに具体的事例が追加されるので、戦史や歴史を好きになりたい人にはとっかかりとしていいかもしれない。(私は色々と興味が出た)

 

【その他、細かい個人的な高評価点】

・OP

 女性歌手のノイジーな歌い方とかあんまり聞いたことがなかったので新鮮に感じる。すごい好きな歌い方。

 そして、映像と音楽の融合が見事。

 個人的に

 「音と共に瞳が小さくなる(=怒りが芽生えていく)シーン」

 「大隊のメンバーが敬礼しているシーン」

 「くるみ割り機を撃つシーン」

 「主人公だけ加速して画面に接近してくるシーン」

 「参謀メンバーが紹介されるシーン」

 「帝国軍・共和国軍のキャラが紹介されるシーン」

 「協商連合の大佐が主人公を睨むシーン」

 が好き。

 つまり、全部好きという事。

 

・ED

 2曲ある。

 1曲目は悠木さんが歌っており、途中で挿入される特徴的なセリフなどによって鼓舞されるというか、なんというか、そんな感じで暗く盛り上がっていくのが好き。そして、映像の書籍版イラストを担当している篠月さんのイラストもいい。特に5巻の表紙はかっこいい。

 2曲目は新菜さんという方が歌っている。本作で初めて認識した。OPやED1、本編の荒々しさからは想像が付かないバラード調であるが、しかし、戦場の中で希望を語るような歌詞やそれを切なく歌い上げる新菜さんの歌声、そして哀愁漂うアコギがいい感じにマッチしている。私があの世界にいたら、あの出来事が全て過去となった後の平和の中で落ち着いて聞きたい曲。とてもいい。

 

・全体的に声優さんが豪華
・キャラ"幼女"

 かわいい。

 一見非情ともとれる合理的な思考や思ったようにいかないところも含めて。

 全話を通して悠木さんの演技が光る。素晴らしい。

 

・キャラ"めがね中佐"

 声優は三木さん。苦労人。

 前述したように主人公は知識的な面で”その先”の時代を生きた人なので、この時代の人からしたら「非情なやばい奴」に見える。しかし、その主人公の意見を彼の上司は有用だと判断するため、その時代での常識的見識を持つ彼は苦労している。その常識的な視点が好き。

 

・キャラ"准将"

 声優は芳忠さん。その声同様に全体的にひょうひょうとした調子で合理的作戦を練り上げる。10話では思わず常に細められている目が開眼するほど喜ぶお茶目な場面もある。すごいかわいい。

 

・キャラ"マイペース少尉"

 腐ったジャガイモを食べても平気な人。

 あと寝言で爆撃しようとする。めっちゃかわいい。ほっぺぷにぷにしたい。

 私的には、主人公とか”准将"さんとか含めても、この作品で一番すごい人なんじゃないかと思っている。器でかすぎ。

 文句もあんまり言わず淡々とあの高難易度の任務をこなしていく様は、後述する"真面目中尉"と並んでダブル主人公のように見える。

 

・キャラ"真面目中尉"

 初の戦闘で、マニュアルに沿った行動を取ったら、その行動を主人公から「地上からのうん百m離れた空中で、地上からの鉄砲の玉を恐れた」と取られて怒られた人。不憫。

 前述からわかるようにマニュアルをしっかりと覚えている「秀才」。実際、先の件を不問にされた後は、自分で考え臨機応変に対応する事も出来るようになっており、かなり優秀な働きをしているように見える。

 この時代の標準的人間の感じがとてもいい。

 

・キャラ"MAD科学者”

 声優さんがあの少佐殿の人。流石、こういうキャラはしっくりくる。

 天才科学者のステレオタイプなキャラ。主人公との意見の食い違いはブラックな面白さがある。誰かモデルでもいるのだろうか。

 

【タグっぽい物をつけるなら】

戦記 魔法 シカゴ学派 人間万事塞翁が馬 書籍読破後の再視聴推奨

 

■あとがき

 4作ともすごく面白かった。少なくとも9時間ほどこの記事を書き続けるほどの情熱は頂けた。

 そして、気づきとしてこうしてまとめてみると作品の素晴らしさの再確認出来るなあと思うとおもに、自身の中でも面白いこともあって、例えば、今の私はどうやら「当たり前」に真摯に向き合う作品が好きである傾向が強いという事が見えてきた。

 別に特に何になるわけでもないが、この記事を読んで興味を持ってくれたら幸いである。

 

 

 

 

*1:どこまで人名など避けて表せるかという、縛りプレイ文章の訓練の一環

*2:とりあえずなのは今の財布の事情。ゆくゆくは還元予定

*3:多分、1話を何回か見てるせいで麻痺してるのもある

*4:Trance Sexual。性転換